ブルーライト

ブルーライトの身体への影響とは?眼精疲労や眠れないのはブルーライトが原因?

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ブルーライトの身体への影響とは?眼精疲労や眠れないのはブルーライトが原因?

「最近目が疲れるけどブルーライトが原因?」「なかなか眠れない原因は何?」と悩んではいませんか?

実は、眼精疲労や眠れない原因はブルーライトと深い関係があります。

なぜなら、ブルーライトは太陽に近い強いエネルギーを持っているため、注意が必要だからです。

この記事では、「ブルーライトが体に与える影響」から「眼精疲労や眠れない原因はブルーライトと関係があるのか」を解説していきます。

この記事を読めば、日頃の体への疲れを解消する対策を行うことができます。

ブルーライトとは?

ブルーライトとは?

「ブルーライトが体に悪影響を与える」と耳にしたことがあることでしょう。

現代ではコロナ渦に伴い、「眼精疲労や視力低下」それに付随した「頭痛、肩こり」の症状に悩まされている方が急増しています。

では実際に、ブルーライトがどんな光で体に影響を与えるのかを詳しく解説していきます。

ブルーライトとはどんな光?

ブルーライトとは、その名の通り青い光のことです。ブルーライトの光は、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで直接達します。

可視光線(人の目で見ることができる光)の中でも最も波長が短く、強いエネルギーを持っているため、体へ影響を与えるとされています。

また近年、子供たちでも気軽に携帯でゲームやYouTubeを見れるようになったことにより、子供たちへの悪影響が懸念されているのが現状です。

子供は成長過程にあることから水晶体が透明で、大人よりもブルーライトの影響を受けやすくなっています。

そのため、子供のうちからブルーライト対策を行うことが重要になってくるでしょう。

ブルーライトはなぜ身体に影響があるの?

ブルーライトが体に悪影響を与える理由は、光の波長の範囲です。

可視光線の波長は、400〜800nm(単位はナノメートル)、ブルーライトは、380〜500nm、です。400nmを下回ると紫外線に、700nmを上回ると赤外線になります。

ブルーライトは、紫外線に限りなく近いとされており、目の奥までその光は届きます。そのため、人体へ影響を及ぼすとされています。

ブルーライトをどのくらいの時間や量を浴びると影響があるか明らかではありませんが、スマホやPCの利用時間増加により、日常生活に支障が出ているのは事実です。

ブルーライトが身体に悪影響な根拠とは?

2018年にアメリカで発表された論文で、レチナール(肌にハリ・弾力を与える効果が認められているビタミンAの一種)とブルーライトの関係を示したものがあります。「出典:Blue light excited retinal intercepts cellular signaling

この発表により「ブルーライトを浴びると失明する」という噂が広がりました。

しかし、アメリカ眼科学会(AAO)のブルーライトに関する声明によると、「スマホのブルーライトで失明することはない」、そして実験によって失明すると解釈された研究は、「人の目によって起こることとは別の話である」ともコメントを発表。「出典:アメリカ眼科学会(AAO)のブルーライトに関する声明

この研究結果により、ブルーライトが体に与える悪影響・根拠がまだ完全に解明されていないことが明らかになっています。

厚生労働省も寝る前の携帯電話の操作について言及

ブルーライトが睡眠に直接影響を与えているとの報告はありませんが、携帯電話などの使用が睡眠に影響を与えるとの記述があります。

若年世代では、夜更かしが頻繁に行われることで、体内時計がずれ、睡眠時間帯の不規則化や夜型化を招く可能性があります。寝床に入ってから携帯電話、メールやゲームなどに熱中すると、目が覚めてしまい、さらに、就床後に、長時間、光の刺激が入ることで覚醒を助長することになるとともに、そもそも、夜更かしの原因になるので、注意が必要です。

「出典:厚生労働省睡眠対策 健康づくりのための睡眠指針2014(平成26年3月)

要するに、携帯電話などのディスプレイ機器から発せられるブルーライトが睡眠に対して影響を与えている可能性が高いのは事実です。

ブルーライトが身体に与える影響とは?

ブルーライトが身体に与える影響とは?

ブルーライトが体に与える影響が明らかになっていないことを説明しました。

一方、ブルーライトが体に与える影響の研究報告もいくつかあります。

では、具体的にどのような体の影響が懸念されるのか解説していきます。

ブルーライトはスマホやPCから発生する

ブルーライトはスマホやPCなどの身近なLEDディスプレイに多く含まれています。

最も身近なものとしては、太陽光。他にも、蛍光灯やテレビ、ライトなど、私たちの周りはブルーライトで溢れているのです。

またLEDを搭載した画面は、クリアな印象になるため非常に多く使われています。

そのため、スマホやPC、ゲーム機器などは液晶画面の2倍のブルーライトを放出するため、使用する際は注意が必要です。

ブルーライトが眼に与える影響とは?

「VDT症候群(ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)を使った長時間の作業)」は、姿勢の悪さやストレスを引き起こし、ドライアイや眼精疲労の原因とされてきました。

ブルーライトによる体への影響は確実な情報がありませんが、ブルーライトは日本の眼科チームの研究により、眼の疲れや痛みを引き起こし、視力の低下を招くとされています。

そして近年では、眼の疲れから頭・首・肩の疲れを併発する事例が多く発生しているのが現状です。

ブルーライトが睡眠に与える影響とは?

ブルーライトは睡眠に大きな影響を及ぼす可能性があることをご存知でしょうか?

人間は、太陽が登ったら目覚め、太陽が沈んだら眠るといったように一定のリズムが存在します。

夜にスマホなどの使用でブルーライトを受けてしまうと、脳は「朝だ」と勘違いし、メラトニンという睡眠・ホルモン分泌リズムいった 概日リズム(サーカディアンリズム)を調整する作用が抑制されます。

そして、ブルーライトが原因で眠れなくなったり、睡眠の質が低下、自律神経の乱れを引き起こしてしまうのです。

ブルーライトが肌に与える影響とは?

ブルーライトは紫外線に限りなく近いとされていることから肌へも影響がある可能性があるとされています。

こちらの論文をみてください。

マウスを用いた実験にて人工の光を、青色、緑色、赤色、遠赤外線などの種類別に照射し血液検査を行ったところ、青色の光のみ血液内のミトコンドリアにて酸化ストレスを発生させることがわかりました。これらの結果は、ブルーライトが紫外線同様に活性酸素を発生させ皮膚老化を起こすことを示唆しています。

「出典:http://blue-light.biz/feature/?p=164

一般的に紫外線は浸透率が高く、肌の奥まで届きます。それにより、しわやしみなどの老化現象を引き起こします。

しわやしみなどの症状がブルーライトでも起こる可能性があると、実験によって明らかになっているため注意が必要です。

ブルーライトの影響を抑える対策方法とは?

ブルーライトの影響を抑える対策方法とは?

ブルーライトには対策方法がいくつかあります。

ブルーライトを対策することにより、体への影響を抑え、日々の生活を改善することが可能です。

スマホやPCの利用時間を短くする

ブルーライトは、スマホやPCのディスプレイ機器に多く含まれています。

現代でもYouTubeやリモートワーク、コロナでの外出抑制によりスマホやPCの利用時間が倍増。それに伴い、眼の疲れなどの疲労を訴える方も増えています。

そのため、一日のスマホやPCの利用時間を減らせば、ブルーライトからの影響を減らすことができ、慢性疲労なども改善できる可能性があるということです。

iPhoneでは、スマホの設定で一日の使用時間(アプリごと)を確認することができるため、あなたがどのアプリを多く使用しているかをあらかじめ確認しておきましょう。

スマホやPCの色温度や輝度を調整する

一番手軽に行えるブルーライト対策です。

色温度とは、画面の光の色のこと。色温度が高いと青色に近く、低いと赤色に近いとされています。

輝度とは、画面の明るさのこと。基本的に、白い余白部分が照明にように明るく感じているならモニターは明るすぎです。逆に白い余白部分がグレーのように感じているならモニターは暗すぎということになります。

つまり、色温度や輝度を下げることにより、ブルーライトを抑制できるということです。(色温度を下げると黄色っぽい画面になります。)

スマホやパソコンには、周りの環境によって最適な色温度や輝度を調整してくれる機能がある製品もあるため、まずはあらかじめ設定しておきましょう。

ブルーライトカットメガネやレンズ、フィルムを利用する

ブルーライトカットメガネやコンタクトレンズ、フィルムを使用するのが非常に効果的です。

日頃使用しているメガネやコンタクトレンズをブルーライトカット付きに変えることにより、日頃からブルーライトをカットできます。

さらに、スマホやPCなどにブルーライトカットフィルムを着用することにより、プラスで効果を発揮します。

※ブルーライトカットメガネについては研究によりその効果が明らかになっています。

平成25年6月から平成26年2月にかけて神奈川県で「ブルーライトメガネの透過率テスト」が行われました。
これは当時販売されていた15銘柄のメガネを対象に、ブルーライトのカット率を調査したものです。

その結果、各製品でばらつきはありますが、13.3%〜57.5%はブルーライトをカットできることが調査により判明しました。(JISに基づくカット率)

この調査結果により、ブルーライトメガネには一定のカット率があり、効果があることがわかっています。

まとめ

ブルーライトの身体への影響まとめ

今回は、ブルーライトが体に与える影響を解説しました。

ブルーライトが体に与える影響の特定はできていませんが、体に何らかの影響を与えるのは明らかです。

まず私たちにできる対策は、スマホやPCの利用時間を減らし、ブルーライトカット対策の設定を行いましょう。

さらに、ブルーライトカットフィルムやブルーライトカットメガネ、コンタクトレンズを着用することにより、効果を増大することができます。

しかし、ブルーライトを日常生活から完全に遮断すればいいというわけではありません。

ブルーライトを避けるためにブルーライトメガネ・コンタクトなどの対策は必要ですが、一日中使用するのは避けておきましょう。

なぜなら、ブルーライトは太陽光にも含まれており、人間は太陽光を一定量浴びることにより、生体リズム・睡眠リズムを保っているからです。

ですので、ブルーライトは人間の生活において一定量は必要であるということを頭に入れておきましょう。

現在体に何らかの疲労や違和感がある場合は、この記事を参考にブルーライトカット対策を行ってみてください。

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