
リモートワークやYouTubeなどが普及したことにより「最近よく目が疲れる」と悩んではいませんか?
実は、ブルーライトカットメガネを使用すればその悩みは解決できるかもしれません。
日頃の疲れ目が改善することにより、毎日の質が向上します。
この記事では、ブルーライトカットメガネの正しい使用方法や注意点などを徹底的に解説します。
目次
ブルーライトとは?

ブルーライトとは、光の色の一つで、波長は380〜500nm(ナノメートル)です。
人の目で見ることができる光(青色の可視光線)の中では、紫外線に限りなく近いとされており、目の奥までその光は届きます。そのため、人体へ影響を及ぼすとも懸念されています。
では具体的にどのような影響を及ぼす危険性があるのかをみていきます。
ブルーライトはスマホやパソコンから出ているの?
ブルーライトは、スマホやパソコンなどのLEDディスプレイに多く含まれています。
LEDは電力消費で環境に優しいとされていますが、眼精疲労や肉体疲労を引き起こす原因となっています。
スマホやパソコンを長時間かつ、至近距離で見ることはブルーライトの影響を強く受けてしまうため注意が必要です。
ブルーライトは本当に目の疲れの原因なの?
スマホやパソコンなどの使用により、ブルーライトが眼精疲労などを引き起こすと説明しましたが、それにより併発する症状を「VDT症候群(ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)を使った長時間の作業)」と呼び、社会問題となっています。
ブルーライトは、波長が短いため散乱しやすく、まぶしさやちらつきを脳はピントを合わせようと目の筋肉を酷使してしまいます。
それにより、「目、肩、首の疲れ、ドライアイ」などを引き起こします。
子供は特にブルーライトには注意を!
近年、子供たちでも気軽に携帯でゲームやYouTubeを見れるようになったことにより、子供たちへの悪影響が懸念されています。
子供は成長過程にあることから水晶体が透明で、大人よりもブルーライトの影響を受けやすくなっています。
そのため、子供のうちからブルーライト対策を行う必要があります。
ブルーライトカットメガネの効果とは?

ブルーライトカットメガネは、その名の通りブルーライトを軽減してくれるため、目にも優しいとされています。
代表的なメガネ量販店では、ブルーライトカット率などを表記していて、自身の使用時間やスタイルに合わせてメガネを選ぶことができるようになっています。
では実際に、ブルーライトメガネは本当に効果があるのかを解説していきます。
ブルーライトカットメガネは本当に効果があるの?カット率はどのくらいなの?
ブルーライトカットメガネの効果については数多くの議論が行われてきました。
平成25年6月から平成26年2月にかけて神奈川県で「ブルーライトメガネの透過率テスト」が行われました。
これは当時販売されていた15銘柄のメガネを対象に、ブルーライトのカット率を調査したものです。
その結果、各製品でばらつきはありますが、13.3%〜57.5%はブルーライトをカットできることが調査により判明しました。(JISに基づくカット率)
この調査結果により、ブルーライトメガネには一定のカット率があり、効果があることがわかっています。
ブルーライトカットメガネの効果とは?肩こりにも効果が?
一般的にブルーライトメガネの効果は、「目、肩、首の疲れ、ドライアイ」などを改善する効果があると報告されています。
その中でもスマホやリモートワークなどの普及により、肩こりに悩まされている方も急増しています。
肩こりには、さまざまな要因が考えられますが、肩こりが進行すると炎症して痛んだり、腕が上がらなくなったりするため注意が必要です。
ブルーライトメガネを着用することにより、結果的に肩こりの改善に繋がります。
詳しい情報はこちらを参照してください。「出典:https://www.nabolin.com/mecha/life/」
ブルーライトカットメガネには効果を実感できない人も!
ブルーライトメガネが、慢性的な疲労を改善してくれる一方、ブルーライトメガネを使用しても効果を感じられない人もいます。
それにより「ブルーライトカットメガネは効果がない」といった悪評ができているのも事実です。
しかし、ブルーライト研究会には以下の記述があります。
「ブルーライトは視力に影響しない」というネット等の報道が散見されています。一部には英語の誤訳もみられ、本質が伝えられていない状況に、健康を守ることを仕事とする医師として、危惧しています。
「出典:http://blue-light.biz/pdf/release201810.pdf」
ブルーライトカットが目に及ぼす影響の研究結果や証拠が少ないのは事実ですが、以上の報告からブルーライトカットには医師などから見て効果があると判断してもいいと思います。
もしブルーライトカットメガネを使用しても効果を感じられない人は、自身の健康状態によっては効果をあまり感じない人がいるということを考慮しておきましょう。
ブルーライトカットメガネの使い方とは?

ブルーライトメガネを検討していて「一日中使用していいのか?」「正しい使い方はあるのか?」と悩んでいる方もいるかと思います。
実は、ブルーライトメガネを使用する上で注意しなければいけないポイントがあるため、解説していきます。
ブルーライトカットメガネを1日中かけると睡眠に影響も!
ブルーライトを避けるためにブルーライトメガネは必要ですが、一日中使用するのは避けておきましょう。
なぜなら、ブルーライトは太陽光にも含まれており、人間は太陽光を一定量浴びることにより、生体リズム・睡眠リズムを保っているからです。
ブルーライトは人間の生活において一定量は必要であるということを頭に入れておきましょう。
ブルーライトカットメガネの正しい使い方とは?
ブルーライトメガネは、ブルーライトを発する機器を使用する時に使い、それ以外は普段使いのメガネを使用するといったように、用途に分けて使用するのが正しい使い方です。
しかし、ブルーライトメガネを用途別に分けるのは、手間とコストがかかります。
ブルーライトメガネのみ使用する場合は、スマホやパソコンを使用する時は、ブルーライトメガネを外してブルーライトを積極的に受けるなど工夫をしましょう。
ブルーライトカットメガネをつけるのにおすすめの時間帯は?
ブルーライトメガネをつけるのにおすすめの時間帯は夜です。
就寝前にブルーライトを受けると眠れなくなったり、別の弊害を引き起こす要因になります。
そのため、ブルーライトメガネを一日中使用する方は、朝はブルーライトメガネを使用せずブルーライト(太陽光)を受け、代わりに夜はブルーライトメガネを着用するといったように対処しましょう。
ブルーライトカットメガネを使用する際はここに注意!

ブルーライトメガネは、眼精疲労など私達が抱える悩みを解決してくれる一方、注意しなければいけないポイントがあります。
夜間の運転中には注意!
日中で問題ないと思っていた視力も夜間になれば、視力が下がる傾向にあります。そのため、ブルーライトカットメガネを夜間に使用するのは注意が必要です。
もちろん、車のヘッドライトからのブルーライトをカットする効果もありますが、見えにくくなり事故を起こす危険性があります。
そのため、ブルーライトカットメガネはスマホやパソコンなどのブルーライトを和らげる役目とし、夜間に着用するのは控えたほうが良さそうです。
ブルーライトカットメガネは紫外線対策にも使用可能!
紫外線が肌に影響を及ぼすように、目にも同じような影響を受けます。
実はブルーライトカットメガネは、紫外線対策としても使用できます。紫外線の影響を強く受けると、白内障や黄斑変性症という、視界がゆがんだり目が見えなくなったりする病気を引き起こす可能性があります。 また、角膜炎になるリスクもあります。
スマホやパソコンなどのブルーライト対策でなく、紫外線対策としても有効なため、積極的に活用しましょう。
ブルーライトカットメガネはどこで購入すればよいの?

ブルーライトメガネは一般的にメガネ専門店で購入するかオンラインショップを利用して購入するという方法があります。
それぞれメリット・デメリットがあるため、確認しておきましょう。
ブルーライトカットメガネを選ぶポイントとは?
ブルーライトカットメガネには、反射タイプと吸収タイプの2種類があります。
反射タイプは、レンズにコーティングを施すことによりブルーライトをカットしています。普段使いのメガネと装飾が変わらないため、自然な感じで着用することができます。吸収タイプに比べて、ブルーライトカット率は低いです。
吸収タイプは、ブルーライトの反対色を使用しているため、ブルーライト効果を最大限発揮することができます。レンズの色が茶色っぽいため、サングラスのように感じてしまうため、購入時は注意が必要です。
ブルーライトカット率もメガネによって異なるため、使用用途や使用環境を考慮した上で適切なメガネを選びましょう。明るい場所での作業は25%前後、パソコンなどの長時間の作業は40%前後、暗い部屋での作業は60%前後を選ぶのがおすすめです。
メガネショップや専門店で購入可能!
メガネショップや専門店での購入は、自身の目で視界具合や着け心地を確認できます。
また、プロがあなたに合った最適なメガネを選んでくれるため、購入後に失敗したと後悔することがありません。フレーム、レンズ選び、視力検査など全ての工程を一度に行えるのは、忙しい現代人にとっては嬉しいですね。
ブルーライトカットは、フレームとレンズ代金のオプションとしてつけるのが一般的です。
大手メガネメーカーJINSでは、¥5000+税でオプションを付けることができます。
オンラインショップでも購入できます!
オンラインショップでの購入は、外出せず自宅で購入し、お届けまでしてくれるため非常に便利です。
Amazonなど大手ECサイトでもメガネを購入することは可能ですが、選べるオプションが少ないため、専門店か専門店のオンラインショップでの購入をおすすめします。
メガネ作成時の度数は、過去の履歴から同じ度数で作成することが可能です。
最近CMでも話題のZoffでは、ブルーライトカットを無料でつけれるため、かなりお得です。オンラインからの購入でも追加料金はありません。
まとめ

今回は、大注目のブルーライトカットメガネを紹介しました。
ブルーライトをカットすることにより、日頃の仕事の疲れ、スマホやパソコンの長時間使用による疲れを軽減することができます。
しかし、あなたの使用用途や使用環境によっては、使い分ける必要があったり、夜間の運転時の着用が危険であったりします。また、子供達への影響が大きいと懸念されているため、対策をしっかりと行いましょう。
今では、専門店など足を運ばせなくてもオンラインショップでの購入が容易になっていますが、プロと相談しながら購入するのが一番おすすめです。
もしあなたがブルーライトカットメガネを検討しているなら、ぜひおすすめします。