
「アロマテラピーをやってみたい」「アロマディフィーザーにはどんな種類がある?使い方は?」と悩んではいませんか?
気軽に行えるアロマテラピーとして、ハンカチやテッシュやタオルにオイルを数滴垂らす、手作りアロマコスメなどが挙げられます。しかし、どれも思うように香りが広がらなかったり、香りが持続しなかったりしますよね?
アロマディフィーザーは、それらの悩みを解決してくれ、手軽にアロマテラピーを始めることができます。
この記事では、アロマディフィーザーの「それぞれの特徴や種類、使用する上での注意点、効果的な使い方」まで徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、アロマディフィーザーを生活に取り入れて、快適な日々をおくることができます。
目次
アロマディフューザーの種類・タイプとは?

アロマディフィーザーとは、お部屋で精油(エッセンシャルオイル)を楽しむための器具のことです。アロマディフィーザーは種類によって香りの拡散範囲や使い方が異なります。
本章ではアロマディフィーザーの種類から特徴まで詳しく解説していきます。
超音波式アロマディフューザー

超音波式アロマディフィーザーは、超音波によって水やオイルをミスト化し、アロマの香りを拡散させます。超音波式アロマディフィーザーは、水と精油を合わせて使用するものが多く、あらかじめ水と精油を補充しておく必要があります。
アロマディフィーザーは、比較的操作が簡単でボタン一つで操作を行うことが可能です。なかには、タイマー機能やその他オプション機能が付いているものもあります。
また火ではなく電気に繋ぐため、光とアロマの香りを同時に楽しむことができます。なかには、イルミネーションのように光が点滅する商品もあるため、インテリアとしても充分に楽しむことが可能です。
【参考口コミ】
乾燥してきたので、店頭とネット両方でアロマ加湿器を探していました。
フタをあけて、簡単に給水500mlできる(掃除も簡単)。アロマオイルを入れると良い香り。ミストで水濡れもなく、部屋がちょうどよく潤う(思っていたよりもしっかりミスト)。USBではなく電源ACアダプターに繋げるタイプ、操作も見た目もシンプル。このようなもの、探してました笑。
加湿器を使うようになってからは、喉や肌の乾燥が気にならなくなり毎日大活躍してます!「出典:item.rakuten.co.jp」
色々な色に変化するので、気分があがります。
アロマオイルが使えるのもうれしいです。
リモコンも着いてるので、離れた所からでも操作できて便利!
コスパがいいと思います。「出典:item.rakuten.co.jp」
アロマディフィーザーは、加湿機能が備わっているものがメインなため、加湿と香りの両方を楽しむことができるとして人気です。
商品によってはさまざまな色に変化できるものもあるため、インテリアとしても重宝されます。
加熱式アロマディフューザー

加熱式アロマディフィーザーは、その名の通り水を加熱することにより衛生的なミストを作り出します。加湿器などで同じ水を長時間使用していると、衛生上で不安に思う方も多いかと思います。加熱式アロマディフィーザーは、水を加熱しているため、菌を除菌することが可能になっています。なかには、熱だけでなく、除菌効果の高いUVライトを水に直接噴射し、ダブルで除菌している商品もあります。
近年はウイルスの流行により、衛生上で心配になる方が多いかと思います。加熱式アロマディフィーザーは、水の中の菌を除菌しているため、子供やペットがいる方でも安心して使用することができます。
また、操作も非常に簡単で清掃も水の交換だけでよいため、手軽に使用することができるのも特徴です。
【参考口コミ】
とってもかっこいい!静かだし、高機能、大容量!無駄に光らないので、寝るときにつけてても気にならないです。ドライアイと乾燥肌がひどかったですが、加湿力強めなので乾燥も気にならなくなりました!エアコンの風があたる位置に置いてて、55%くらいをキープしてくれています。湿度&温度が表示されるのもうれしい!
「出典:item.rakuten.co.jp」
9畳の部屋で使っています。加湿能力は十分です。使用前は、乾燥注意報が出た日で湿度40%を下回ってましたが、ほんの2~3時間ですぐに50%を上回りました。コポコポと音がしますが、ストーブにヤカンをかけていた実家を思い出し気になりません。かえって安心する音です。
「出典:item.rakuten.co.jp」
水を加熱しているため、音が多少発生するようです。就寝中などに使用したい方は、音が比較的気にならない商品を選びましょう。
噴霧式アロマディフューザー

噴霧式アロマディフューザーは、オイル(精油)をミスト化して香りを広げます。他器具とは違い、水や熱を使わないので精油本来の香りが部屋中に広がります。オイルの瓶をそのままセットして使用することが可能なため、無駄な手間がないため非常に手軽に使用できます。
また、香りの広がる範囲が比較的広いため、オフィスやお部屋中に香りを広げたい方に最適です。水を使用していないため、加湿機能はありません。そのため、あくまでも香りだけを楽しみたい方におすすめです。
【参考口コミ】
少し音が気になりますが、充電式で水無しの手入れ要らずというところが気に入ってます。あちこち置いてアロマを楽しんでます。
「出典:item.rakuten.co.jp」
今まで水を使うタイプのディフューザーを使ってましたが、手入れが面倒なので、今回気化式を試しに購入しました。
使用前に噴霧用アダプターをつけはずし試しました。最初はもたつきましたが、馴れたら簡単でした。購入成功でした。香りの強弱はそれぞれ個人の好みですが、私には良い感じです。そのままの香りが楽しめます。「出典:item.rakuten.co.jp」
充電式で水なしの手入れで楽といった意見もありますが、アロマオイルを微粒子に変換する際のポンプの音が少し気になるといった意見もあります。
リード式アロマディフューザー

リード式アロマディフィーザーは、電気や火を使用しないため、安心して使用することができます。スティックを瓶の中に入れることで香りを広げることが可能です。
リード式アロマディフィーザーは、無駄な手入れが一切なく、香りが数カ月間持つことが特徴的です。その分、スティックの交換は必要です。なかには、専用のカートリッジでスティックさえも必要としない商品もあるため、オイルの体への影響が心配な方でも安心しsて使用数することが可能です。
インテリアとしてもお部屋をおしゃれに演出してくれます。アロマの香りを比較的安価で一番手軽に楽しみたい方におすすめです。
【参考口コミ】
場所を選らばない優秀な香りかも。
家はトイレに置いてます。トイレが爽やかな場所になりました。「出典:item.rakuten.co.jp」
香りがなくなったらスティックを反対にすれば
半年以上は持つので、コスパは良いとおもいます!
置く場所を選ばないため、どこでも置くことが可能です。スティックの本数を調整することで香りの強さを調整することが可能です。
アロマディフューザーの種類別の使い方

先ほど紹介したアロマディフィーザーには、使い方、使用する上での注意点があります。
使い方、使用する上での注意点をしっかり確認し、安全に使用することを心がけましょう。
超音波式アロマディフューザー
超音波式アロマディフィーザーの使い方と使用する上での注意点を解説します。
使い方
- 本体上部の蓋を開けて、水と精油を入れます
- 蓋を閉めます(吹出口がある場合は調整)
- スイッチを入れます(リモコン付きの場合はタイマーなど設定)
使用する上での注意点
- 使用後は水を拭き取りましょう。(カビや菌の繁殖を防ぎます)
- 精油の量は2〜3滴から始めましょう。
- 定期的に容器などの清掃を行いましょう。
- 「アロマオイル」という商標ではなく、天然成分100%の「精油」もしくは「エッセンシャルオイル」商品を使用しましょう。
- 衛生上の問題点を気にして水以外を使用したい方もいると思いますが、故障の原因につながるため、塩素が含まれている水道水の使用を推奨します。塩素が含まれていない水はカビの原因に繋がる可能性があります。
加熱式アロマディフューザー
加熱式アロマディフィーザーの使い方と使用する上での注意点を解説します。
使い方
- 本体上部の蓋を開けて、水と精油を入れます
- 蓋を閉めます(吹出口がある場合は調整)
- スイッチを入れます(リモコン付きの場合はタイマーなど設定)
使用する上での注意点
- 使用中は、熱とUVライトにより除菌が出来ていますが、使用していない時や使用後は水を拭き取りましょう。(カビや菌の繁殖を防ぎます)
- 使用直後の水は熱により熱くなっています。そのため、子供やペットが触らないように気をつけましょう。
- 精油の量は2〜3滴から始めましょう。
- 定期的に容器などの清掃を行いましょう。
- 「アロマオイル」という商標ではなく、天然成分100%の「精油」もしくは「エッセンシャルオイル」商品を使用しましょう。
- 衛生上の問題点を気にして水以外を使用したい方もいると思いますが、故障の原因につながるため、塩素が含まれている水道水の使用を推奨します。塩素が含まれていない水はカビの原因に繋がる可能性があります。
噴霧式アロマディフューザー
噴霧式アロマディフィーザーの使い方と使用する上での注意点を解説します。
使い方
- 精油の瓶を器具にセットします
- スイッチを入れます(リモコン付きの場合はタイマーなど設定)
使用する上での注意点
- 「アロマオイル」という商標ではなく、天然成分100%の「精油」もしくは「エッセンシャルオイル」商品を使用しましょう。
- 精油の瓶がしっかり固定されているか確認しましょう。
- 水で薄めたりすると菌が繁殖する可能性があるため、必ず精油のまま使用しましょう。
- 精油の消費が激しい為、使用時はタイマーを使うなど自身で調整しましょう。
リード式アロマディフューザー
リード式アロマディフィーザーの使い方と使用する上での注意点を解説します。
使い方
- 香りを広げたい場所に精油を置く
- 精油にスティックを数本挿入
使用する上での注意点
- 購入時は香りが強めのため、スティックの本数を調整しましょう。
- 時間が経過して香りが弱くなったら、スティックが乾いている方を下にしましょう。
- 精油がドロついてきたら、無水エタノールを混ぜましょう。
- 精油やエタノールは火に引火しやすいため、火元の近くや倒れやすい場所には置かないようにしましょう。
- スティックの質や材料によって香りの広がり方や香りが異なります。
アロマディフューザーの効果的な使い方とは?

アロマディフィーザーの効果を最大限に発揮させるためには、以下の4つを理解する必要があります。
目的や用途によってオイルを変える
アロマディフィーザーの効果的な使い方として、寝る前に使用するのがおすすめです。
オイルの種類や何滴垂らすかにもよりますが、安眠効果を高めてくれる香りもあります。加湿で喉を潤し、香りで眠りを促すことにより、質の高い睡眠にしてくれます。
また、リード式アロマディフューザーなら電気や火を使用することがないため、置く場所に困りません。匂いの気になる場所なら消臭効果付きのオイル、インテリアとして飾りたいならリビング、ほのかに香りを漂わせいたいなら寝室などアロマディフィーザー器具やオイルを選ぶことで効果を最大限に感じることができます。
気分や体調によってオイルを変える
オイルには、豊富な種類があり、あなたの気分や体調に合わせて香りを選べます。
例えば以下の通りです。
・気分転換をしたい:、ペパーミント、レモン、サイプレスなど
・目頭をスッキリさせたい:フランキンセンス、マージェラム、ペパーミントなど
・緊張を和らげたい:ローズウッド、ネロリ、ベンゾインなど
・悩みを忘れたい:ゼラニウム、ベンゾイン、フランキンセンスなど
注意点として、「アロマオイル」は、エッセンシャルオイル(天然成分100%の精油)や人工的に作られた香料をアルコールなどで薄めて作られたものです。そのため、上記のような効果は、アロマオイルでは期待することができません。あくまでも、香りのみを楽しみたい方におすすめです。
要するに、気分や体調を改善したい方は、「エッセンシャルオイル」から香りを選ぶことにより、これらの効果を得ることができます。
香りの持続時間を理解して使用する
アロマディフィーザーの種類によっては、香りの持続時間には差があります。
超音波式アロマディフィーザーや加熱式アロマディフィーザーは、水に精油を数滴垂らすだけで香りが広がります。そのため、水の入る容量にもよりますが4〜8時間程度は継続して使用できます。
噴霧式アロマディフューザーは、直接エッセンシャルオイルの瓶を器具に挿入するため、香りが広がりやすいとうメリットがあります。しかし、その分オイルの消費量も多く、香りの持続時間には他器具より限りがあります。
リード式アロマディフィーザーは、スティックの交換などが必要ですが、無駄な操作や作業がなく、数カ月間香りを楽しむことができます。
それぞれ、香りの持続時間や濃度が異なるため、自身でオイルの量を調整したりして効果を高めていきましょう。
オイルの量を調節する
超音波式アロマディフィーザーや加熱式アロマディフィーザーは、基本的に水を使ってミストを発生させるため、商品によって6〜40畳など対応している範囲が異なります。そのため、これらを理解した上でオイルの量や香りの強さを調整していく必要があります。
噴霧式アロマディフューザーは、オイルの瓶をそのまま器具にセットするため、オイルの量は関係ありません。
リード式アロマディフィーザーは、オイルの量を調整することはできませんが、挿入するスティックの量を調整することができます。スティックの量を多くすれば香りが強くなり、スティックの量を少なくすれば香りを弱くすることができます。
また、オイルの種類によっては、入れる量が同じでも香りの強さが異なるため、一滴づつ香りの強さを確かめながら使用していきましょう。
まとめ

今回は、アロマディフィーザーの種類から効果的な使い方まで解説しました。
最後にエッセンシャルオイルやアロマオイルを使用する上で注意しなければいけない点を解説します。
使用上の注意点として1つ目は、「口に入れたり、飲んだりしない」。AEAJ(日本アロマ環境協会)の警告でもオイルを直接飲むことや他の飲料に混ぜて摂取することを禁止しています。また、天然素材などを記載しているアロマでも安全というわけではなく、アレルギー反応を起こす危険性もあるため注意しましょう。
そして2つ目は、「直接肌につけない」。オイルの原液は刺激が強いとされています。そのため、皮膚に直接塗布すると皮膚が赤く腫れたり、痛みなどを引き起こす可能性があるため、使用時は気をつけましょう。
最後に3つ目は、「人工的な成分が入っている場合は注意」。エッセンシャルオイルは、基本的に植物の葉、実などを原料に香りの主成分を抽出し製造されています。一方、アロマオイルは、植物や石油などの原料を合成して作られているため、リラックス効果やオイル特有の効果を発揮することはありません。
また、アロマディフィーザーにはさまざまブランドがあります。身近なブランドだと「無印、ニトリ」でも購入することが可能です。
まとめると、アロマディフィーザーを使用すれば、日々の生活がワンランクアップすることは間違いないです。日頃の疲れを癒やし、リラックスしたい方は、一度アロマディフィーザーを試してみてはいかがでしょうか。