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【2021年最新】日本でのCBDの法規制|CBDは違法?合法?

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【2021年最新】日本でのCBDの法規制|CBDを利用するのは合法?

大麻に含まれる成分である「CBD」。不眠改善に役立ち、ストレス軽減効果が高まるとして、海外では医薬品として採用する国も存在しています。

しかし、大麻が違法の日本では「大麻が違法なら、CBDも規制があるのではないか?」と考える方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、2021年8月現在での、最新のCBDに関する日本の規制について解説していきます。

海外での規制状況や、大麻との違いまで詳しく解説していますので、CBDの取り扱いや、利用を心配しているという方はぜひご覧ください。

CBDは日本では規制されているの?

CBDは日本では規制されているの?

海外では馴染みが深いCBDですが、日本でも問題なく使用することができるのか気になりますよね。

ここでは、大麻との違いから、CBDの日本では規制状況について解説します

CBDと大麻は何が違うの?

まずは、CBDと大麻に違いについて、詳しく見ていきましょう。

この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。

出典:大麻取締法 第一章 第一条

上記の定義を元にすると、「大麻」とは、いわゆる大麻草という植物と、そこから加工された製品のことを指します。大麻草には、「カンナビノイド」という化学物質が含まれており、この物質が大麻の有効成分として作用します。

「カンナビノイド」には104もの種類があり、特徴として種類により効果や効能が変わることが挙げられます。その多様な種類の中でも有名なものが、マリファナの主成分であり精神作用が強いTHC(テトラ・ヒドロ・カンナビノール)と、本日の題材であるCBD(カンナビジオール)になります。

つまり、CBDとは、大麻に含まれる多様な化学物質のうちの1つなのです。CBDには大麻が持つような精神作用はありません。CBDが持つ作用としては抗不安や抗てんかん、血管の弛緩作用などが挙げられ、これらの作用により、ストレスの軽減や不眠の改善をもたらします。

ここまでをまとめると、次のようになります。

  • 「大麻」・・・大麻草という植物、及び、大麻草から加工された製品
  • 「CBD」・・・大麻に含まれている化学成分の一種

この違いを踏まえて、大麻とCBDの取り扱いについて見ていきましょう。

日本での大麻への取り扱いは?

次に、日本での大麻への取り扱いについて解説します。

大麻に関する代表的な法律といえば、「大麻取締法」です。この法律では、大麻の所持、栽培、譲渡にまつわる行為、罰則について定めています。そのため、大麻取締法に違反した行為をしてしまうと、懲役や罰金を受けてしまう可能性もあります。

しかし、大麻取締法で定められている内容では、大麻所持=違法というわけではありません。実は、所持する大麻の部位や、免許の有無によって、法律上での捉え方は変わるのです。

日本で大麻の取り扱いが違法となるのは、「大麻取扱者以外のものが、大麻の葉・根・花穂の部位を、所持・栽培・譲渡等の行為を行った場合」になります

そのため、大麻の茎や種子の部位、及びその製品を扱った場合は、規制対象ではありません

CBDは合法?違法?

それでは、大麻の成分であるCBDの取り扱いは、合法か違法かどちらなのでしょうか?

CBDの取り扱いに関しての法律は、主に2種類あります。

  • 大麻取締法
  • 麻薬及び向精神薬取締法

それぞれについて、詳しく解説していきます。

大麻取締法

前項で解説したとおり、大麻取締法とは、「大麻取扱者以外のものが、大麻の葉・根・花穂の部位を、所持・栽培・譲渡等の行為を取り締まる」という法律です。

そのため、CBDが大麻取締法上で合法かどうかを判断するためには、どの部位から抽出されているものかという点がとても重要になってきます。

既に述べたとおり、大麻草の葉・根・花穂の部位から作られたCBDは違法になります。

一方で、大麻取締法に違反しない茎や種子といった部位から作られたCBDは、大麻取締法では違反にならず、合法になります

麻薬及び向精神薬取締法

麻薬及び向精神薬取締法は、その名の通り、「麻薬や向精神薬の輸出入・製造・譲渡等の行為を取り締まる」という法律です。

この法律では、大麻に含まれる化学物質の一種である、THC(テトラ・ヒドラカンナビノール)が強い精神作用を持っているとして、取り締まりの対象となっています

そのため、THCが含まれているCBD製品は、麻薬及び向精神薬取締法では違法となります。

以上より、合法となるCBDの条件は下記2つにまとめられます。

  • 大麻取締法:大麻草の茎や種子といった違反しない部位から作られたCBDであること
  • 麻薬及び向精神薬取締法:強い精神作用を持つTHCが含まれていないCBDであること

CBD製品を利用される際は、上記の点にご注意ください。

 CBD取扱者にも規制がある?

 CBD取扱者にも規制がある?

ここまでで、CBD製品を利用する場合について、解説しました。

では、事業者がCBD製品を取り扱う場合には、規制はあるのでしょうか。

ここでは、CBD製品の取り扱いの際の規制について解説します。

CBDの取り扱いには規制はあるの?

日本国内のCBD事業者が製造・輸出入・流通などの取り扱いをする場合には、多くの規制があります。規制の種類を大きく分類すると、3つの規制があります。

  1. 大麻や麻薬関連の規制
  2. 健康食品関連の規制
  3. 医薬品関連の規制

1つ目の規制が大麻に関する規制です。ここでは、大麻や麻薬に該当するCBDの取り扱いについて、定められています。この中の規制として、「大麻取締法」と「麻薬及び向精神薬取締法」が該当します。

2つ目の規制が健康食品に関する規制です。CBD製品は健康食品として扱われるため、健康食品の取り扱いについて、定められています。この中に該当する法律は4種類あり、主な法律として、「食品衛生法」と「景品表示法」が該当します。

3つ目の規制が医薬品に関する規制です。CBD製品はあくまで健康食品であるため、医薬品に該当すると規制を受けます。CBDが医薬品であるかを定める法律が「薬機法」になります。

最重要の法律が大麻取締法

以上の規制の中でも、最も大切な法律が「大麻取締法」になります。大麻取締法では、事業者は大麻取扱者免許を受けずに、所持・譲り受けをすることはできません。大麻取扱者については、以下に定義を引用します。

第二条 この法律で「大麻取扱者」とは、大麻栽培者及び大麻研究者をいう。

2 この法律で「大麻栽培者」とは、都道府県知事の免許を受けて、繊維若しくは種子を採取する目的で、大麻草を栽培する者をいう。

3 この法律で「大麻研究者」とは、都道府県知事の免許を受けて、大麻を研究する目的で大麻草を栽培し、又は大麻を使用する者をいう。

出典:大麻取締法

つまり、日本国内においては、大麻を栽培・研究する場合「大麻取扱者」の認定を受ける必要があります。しかし、誰でも簡単に認定を受けられるということはないのです。

また、下記の行為については、大麻取扱者であっても取り締まられています。

第四条 何人も次に掲げる行為をしてはならない。

 大麻を輸入し、又は輸出すること(大麻研究者が、厚生労働大臣の許可を受けて、大麻を輸入し、又は輸出する場合を除く。)。

 大麻から製造された医薬品を施用し、又は施用のため交付すること。

 大麻から製造された医薬品の施用を受けること。

 医事若しくは薬事又は自然科学に関する記事を掲載する医薬関係者等(医薬関係者又は自然科学に関する研究に従事する者をいう。以下この号において同じ。)向けの新聞又は雑誌により行う場合その他主として医薬関係者等を対象として行う場合のほか、大麻に関する広告を行うこと。

 前項第一号の規定による大麻の輸入又は輸出の許可を受けようとする大麻研究者は、厚生労働省令で定めるところにより、その研究に従事する施設の所在地の都道府県知事を経由して厚生労働大臣に申請書を提出しなければならない。

出典:大麻取締法

上記より、大麻の輸出入は、研究以外の用途では日本では認められていません。

つまり、大麻を輸出入、栽培、所持することが禁止されているため、日本国内でCBD製品を製造することは事実上不可能となっています。このような活動自体かなり限定されているため、CBDが市場に出回る機会もまだ少ない現状が続いています。

CBDのほとんどが輸入されている?

薬物に関する規制が厳しい日本では、原料である大麻を許可なく取り扱うことができません。日本でCBDを調達することは、極めて困難なのです。そのため、国内で流通しているCBDのほとんどが加工品として輸入されているといわれています

実は、輸入する場面においても厳しい規制が課せられています。茎・種子の部位を使用しているCBDであるか、THCという精神作用をもたらす成分が混じっていないかを証明することや、厚生労働省・税関の許可が必須です。

そのため、国内で輸入されているCBDは厳しい審査をクリアした製品のみです。皆さんが利用しているCBD製品はかなり希少であるということですね。

CBDの輸入は合法でできるの?

大麻の輸入は違法ですが、CBDの輸入は合法で行うことができます。しかし、厚生労働省のガイドラインに従い、規定された基準をそれぞれクリアすることが義務づけられています。このガイドラインに沿って、CBDの輸入を行えば日本国内で規制対象になることはありません。

書類提出をはじめ、CBDを含む製品を輸入する前には、必ず麻薬取締部での詳細な調査が入ります。ここで、まずは麻薬取締部から成分自体に問題がないかを審査してもらいます。問題なく通過できれば、次のステップに移ります。

CBD製品の大麻非該当性の確認について

大麻草の成熟した茎や種子のみから抽出・製造されたCBD(カンナビジオール)を含有する製品については、大麻取締法上の「大麻」に該当しませんが、当該製品を輸入する前に、麻薬取締部においてその該否を確認しております。

出典元:厚生労働省 地方厚生局 麻薬取締部

麻薬取締部での審査通過後は、食品検疫所に通されます。日本国内でCBDは食べ物・飲み物として、輸入が許可されています。そのため、食品としての安全性を証明してもらう過程は欠かせません。

また、CBDは薬・サプリメントとしての使用用途は認めれていないため、何かしらの効果・効能を掲げると薬機法に抵触する恐れがあります。この点もしっかり覚えておきましょう。

ここまでの流れを終えて、ようやく販売許可の申請へ入ります。関税率等を知りたい場合は、最寄りの税関の「関税監査官」へ相談を行いましょう。このように各機関への細かい申告・許可の流れを経て、CBDは無事国内で販売許可がおりるのです。

外国でのCBDの取扱状況は?

外国でのCBDの取扱状況は?

外国でのCBD取り扱い状況について、さまざまな角度からの見解を述べていきます。

WHOによるCBDへの規制等を含めて、日本・海外での違いを詳しく見ていきましょう。

WHOによるCBDへの規制

WHOによるCBDへの規制についてお話していきます。日本では食品としての使用が許可されているCBDですが、海外では認識が異なります。

2020年、WHOは国際的に規制されている薬物全般のうち、CBD医薬品を除外するという考えを示しました。要するに「医薬品としてのCBD」に対して、薬物に関する規制の対象外にすることを勧告したのです

この勧告に対しての反応は各国でバラつきがあるようです。EUはWHOの勧告に賛成を表明しています。一方でアメリカは反対を表明。意見がまとまっていない状態が長らく続いているのです。

国際的な麻薬規則の変更が生じる可能性があり、現在も議論は平行線のままです。今後、CBDに関する規制は大きく流れが変わる可能性があります。引き続き、注目しておきましょう。

CBDへの安全性への見解

CBDの安全性について

乱用傾向の実験モデルで、CBD は、条件づけられた薬物処置区画の嗜好性あるいは脳内自己刺激にほ とんど影響を与えないように思われる。動物用医薬品における CBD 弁別モデルでは、THC 代用となることに失敗した。ヒトにおいて CBDは、乱用あるいは依存可能性を示唆する作用を示さない

2017年11月 WHOの報告書

WHOはCBDへの有効性・安全性を正式に認定しています2017年に最新の検証を行った際、乱用による依存性が生じないことが解明されました。

CBDを体内に取り込んだとしても、THC等の危険成分に変換されることもありません。そのため、CBDは安全に摂取できると公式に世界発信されました。

とはいえ、CBDが本当に安全か気になる方は多いのではないでしょうか?そのような方は、こちらの「CBDの安全性」について御覧ください。

CBDへの薬理作用への見解

CBDの効果について

CBD は、現在フェーズIII試験において純 CBD 製品(エピデオレックス)を用いたいくつかの臨床試験 でてんかんの効果的な治療として実証されている。CBD が多くの他の健康状態のために有用な治療であるかもしれないという初期的なエビデンス(科学的証拠)もある。

2017年11月 WHOの報告書

CBDへの薬理作用への見解についても、WHOで実証済です。

  • アルツハイマー
  • パーキンソン病
  • 糖尿病
  • 統合失調症
  • うつ病

上記にあげたのは一例ですが、多くの病気への効果があるそうです。健康状態を向上させてくれるという点においても、CBDは有名です

CBDの健康効果について詳しく知りたいという方は、こちらの「CBDの健康効果」について御覧ください。

外国では薬として使われることも?

CBDの副作用について

効果が切れると逆にけだるさや疲労感がくることもない、今までに無かったサプリメントである。

今のところ、CBDオイルを使用して体調が悪くなったり、眠けやダルさを感じたという例は報告されていない。

2017年11月 WHOの報告書

健康状態の向上に役立つだけではなく、CBDには目立った副作用がないとも発表されています。そのため、外国では薬として使われることもあります

実際にアメリカ・カナダ・オーストラリア等は、CBDを薬として受け入れるために規制を変更したともいわれています。このように医療界においても、大きな注目を集めているのです。

CBDを安全に手に入れるには?

CBDを安全に手に入れるには?

世界的にも規制が緩和されつつある「CBD」。日本でも手に入れたいと思う方も、たくさんいらっしゃると思います。

そこで、安全に手に入れる方法を解説します。ぜひ、チェックしてみてくださいね。

CBDは信用できるメーカーから購入しましょう

CBDは、ECサイト(大手/専門)・メーカー直販サイトや実店舗で購入することができます。特に大手ECサイトである楽天市場に関しては、多くのCBD製品が購入可能です。たくさんのメーカーが販売しており、豊富な種類から好みに応じたものをセレクトできますよ。

規制にかからない、安全なCBD製品を手に入れることを意識することが大切です。

入手する際は信用できるメーカーから購入しましょう

CBDの個人輸入は危険なことも

CBDは国内製造されていないため、比較的コストがかかってしまいます。そこで個人輸入を行い、コストを抑えたいと考える方も、一定数いらっしゃるようです。

しかし、CBDを個人輸入すると危険も伴います。個人輸入は、海外発送対応OKである販売サイトから、主に個人で製品を購入する場合が主流です。海外のWEBサイトなので、もちろんすべて英語表記です。

ここで誤って「THC」入りの製品を購入してしまうと、まず日本に到着した際に税関で破棄されることになります。また、個人が使用する目的で通販を利用していたとしても、密輸目的と捉えられてしまうこともあります。それをきちんと立証できれば、問題ありません。

ですが、万が一密輸ではないことを認めてもらえなかった場合は規制の対象になってしまいます法律に抵触するので、罪に問われることも考えられます。大きなリスクもあるため、個人輸入でCBDを購入する場合は細心の注意を払って行いましょう。

CBDを安全に手に入れたいという方は、こちらの「おすすめCBD5選!」を御覧ください。

まとめ

CBDの規制についてのまとめ

CBDでの日本規制における状況、また取り扱いについての注意点等を中心に、さまざまな情報を解説しました。

健康促進・ストレス解消等の生活改善が望めるCBDは、いま日本でも注目されています。使用することで心穏やかに、より満たされた日常を送ることができることでしょう。

不安を軽減する効果も実証されているため、気持ちが軽やかになります。充実した日々をサポートしてくれるCBDを、是非自身のライフスタイルに取り入れてみてください。

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