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コーヒーの効果効能を解説!コーヒーの健康効果って本当?

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コーヒーの効果効能を解説!コーヒーの健康効果って本当?

朝に飲むと目が覚めるということで知られるコーヒーですが、最近の研究では覚醒作用だけでなく病気予防やストレス緩和の効果があると報告されています。

しかし、実際はどのような効果があるのかよく知らない方も多いのではないでしょうか。

今回はコーヒーの健康効果や効能について、お馴染みの研究結果から最新データまで詳しく見ていきます。

コーヒーとは?

コーヒーとは?

まずはコーヒーの語源や店頭に並ぶまでの過程を解説していきます。

ルーツを知っておけば、よりコーヒーへの愛着がわくかもしれませんよ。

コーヒーとは?

コーヒーとは、コーヒーノキの種子を乾燥し焙煎(ばいせん)させたものを砕きお湯で抽出したものを指します。

元々はコーヒーノキという樹木からできているのです。

日本に来たのは江戸時代後期で、当時長崎の出島に駐在していたオランダ人によって伝来したとされています。

コーヒーが豆からつくられるまで

コーヒーは、コーヒーノキの中にあるコーヒーチェリーという果実の種から作られます。

コーヒーチェリーの種を煎する(せんする)ことで、おなじみのコーヒー豆となるのです。

暖かい気候と十分な雨を必要とするコーヒーノキの生産地は限られていますが、コーヒーベルトと呼ばれる赤道付近の帯地帯で多く栽培されており、地域の気候や産地によって味の特性が変わってきます。

コーヒーの健康効果

コーヒーの健康効果

覚醒作用があるのは多くの方がご存じだと思いますが、実はコーヒーにはその他にも様々な病気予防やリラックス効果まで幅広い効能があるのです。

ここからはコーヒーがもたらす健康効果について解説していきます。

心臓病や脳卒中、呼吸器疾患による死亡リスクが低下

 まず1つは生活習慣病の予防です。

コーヒーに含まれるポリフェノールの抗酸化作用は、心臓病や動脈硬化の原因になる悪玉コレステロールの酸化を抑える効果があります。

抗酸化作用とは、細胞や遺伝子を傷つけ様々な疾患の原因となる活性酸素を抑える作用を指します。

ポリフェノールの成分であるクロロゲン酸のはたらきで、血管病や呼吸器疾患を防止する期待が高まっています。

大腸がんや肝がんの予防

国立がん研究センターによれば、「毎日コーヒーを飲む人は、飲まない人に比べ肝臓がんや大腸がんの発生リスクが半減した」と報告されています。(「コーヒー摂取と肝がんの発生率との関係について」を参照)

なぜコーヒーががん患者やがん細胞を減少させる効果があるのかは、未だに謎が多く研究が進められています。

糖尿病の予防

国立国際医療研究センターのJPHC研究によれば、「コーヒーを毎日3~4杯飲むと、全く飲まない人に比べ2型糖尿病になるリスクが男性では17%、女性では38%減少する」という結果が報告されています。

さらに、2型糖尿病患者が毎日コーヒーを飲むと死亡リスクが半減するという実験結果も挙がってきています。

コーヒーが生活習慣病の大きな味方になる現実が分かっていただけたでしょうか。

脂肪燃焼効果で肥満防止!

実はコーヒーは、ダイエットの強い味方でもあります。

ポリフェノールやカフェインには脂肪燃焼や基礎代謝を上昇させる効果があり、カフェインレスでも脂肪燃焼効果が期待できるので、体型が気になる方には嬉しいポイントです。

スペインのグラナダ大学の研究では、「朝に約240mgのカフェイン(マグカップ2杯分)を摂取すると、午前中の基礎代謝が上昇し脂肪燃焼効果を促進させ、新陳代謝も活発にさせる可能性がある」という結果が出ています。

現代は肌荒れに悩む方も多いので、肌やダイエットを改善するつもりの方は取り入れてみてはいかがでしょうか。

リラックス効果

コーヒーの香りは、脳波のa波(アルファ波)を活発にさせることが分かっています。

α波とはヒトの心身がリラックスしたり落ち着いている時に出る脳波で、より香りが強いコーヒーを飲むと、より高いリラックス効果が望める研究結果も出ています。

またカフェインにもリラックス効果があることが判明しており、飲む時間が無くても香りだけでリラックスできるのは、手軽でいい方法ですね。

ラット(実験用ネズミ)を使った実験では、ストレスをかけたラットにコーヒーの香りをかがせると66%のストレス反応が減少したという結果が出ています。

コーヒーは味でも香りでも癒しの力を持っているのです。

より詳しくコーヒーの健康効果を知りたいという方は、こちらの「カフェインの健康効果」を御覧ください。

コーヒーの成分【健康効果の源とは?】

コーヒーの成分【健康効果の源とは?】

これまでコーヒーがもたらす健康効果を解説しましたが、ではコーヒーにはどのような成分が含まれているのかを知らない方も多いのではないでしょうか。

続いてはコーヒーに含まれる成分を挙げ、健康効果の正体について解説していきます。

コーヒーに含まれる成分

コーヒーの含有成分は、主にカフェイン・ポリフェノール・オリゴ糖の3つです。

色や香りの元となるポリフェノール、さまざまな効能を持つ代表格・カフェイン、そして整腸作用や体脂肪低減作用が期待できるオリゴ糖です。

最後のオリゴ糖は聞き馴染みがあまりないかも知れませんが、牛乳や蜂蜜に含まれる成分でもあります。

コーヒーの成分がもたらす効果

コーヒーの成分がもたらす効果

続いては先述したカフェイン・ポリフェノールの効果はどのようなものか、詳しく解説していきます。

カフェインによる効果とは?

主に眠気覚ましや尿の排出を促す利尿作用、さらに自律神経の働きを高め集中力向上などのはたらきがあります。

またカフェインは化学的に言うとアルカロイドという化合物の仲間で、倦怠感や頭痛の医薬品や解熱剤としても利用されています。

ポリフェノールによる効果とは?

先述しましたが、まず第一は脂肪燃焼効果です。

他にもカカオチョコにも多く含まれる成分で、運動時の脂肪燃焼を促進しダイエットにはうってつけです。

他にも生活習慣病の予防や抗酸化作用による疾患予防など、ポリフェノールは病気予防の神様なのです。

コーヒーをより効果的に飲むには?

コーヒーをより効果的に飲むには?

コーヒーの健康効果は分かりましたが、では一体いつ頃に飲めばいいのか分からない方もいるでしょう。

続いてはより効果的にコーヒーの健康を受け取れるタイミングについて解説していきます。

昼寝をする前

コーヒーのカフェインには覚醒作用があり、その効果は摂取から約6時間ほどと言われます。

摂取後30分ほどで効果が出てくるので、30分ほどの仮眠前に摂るとスッキリ目覚められます。

逆に夜に飲んでしまうと、覚醒作用が強くなり不眠や浅い眠りになってしまう危険性があります。

運動する前

脂肪燃焼効果があるポリフェノールも、運動する30分だと脂肪燃焼効果が強くなりダイエットには効果的です。

コーヒーはダイエットには強いサポーターになってくれるので、コーヒー1杯飲んで「運動するぞ!」とスイッチを入れるのもいいですね。

1日の適切な量とは?

健康効果盛りだくさんのコーヒーですが、だからといってガブガブ飲めばいいというわけではありません。

1日の目安量は、約3杯~4杯といわれます。

だいたい朝、昼、夜に1杯ずつが適切なペースですね。

後述しますが、5杯以上摂取すると逆効果で動機やめまいなどの症状が出る場合があります。

コーヒーの適切な摂取量について詳しく知りたいという方は、こちらの「コーヒーに含まれるカフェイン量は?」を御覧ください。

コーヒーをより効果的に飲む工夫

ドリップコーヒーを飲む

英語の「Drip」は和訳すると「滴る(したたる)」という意味。

コーヒーマシンで作られる「お湯を注ぎお湯だけで成分を抜き出すコーヒー」をドリップコーヒーと呼びます。

市販のコーヒー豆よりも、ドリップコーヒーのほうがカフェインの含有量が多いことがわかっています。

またダイエットに効果的なコーヒーの温度は約80℃前後とされるので、アイスコーヒーは運動前は控えましょう。

コーヒーは飲みすぎると逆効果?デメリットとは?

コーヒーは飲みすぎると逆効果?デメリットとは?

先ほど少し触れましたが、コーヒーは適切な量とタイミングが相まって初めて効果を発揮します。

しかし摂取量が一定量を超えてしまうと、個人差ですが大きな弊害が出る場合もあるのです。

続いてはコーヒーのデメリットについて解説していきます。

寝る前に飲むと不眠の原因に!

カフェインの覚醒効果は約6時間と言われ、寝る直前に飲むと眠れなくなり夜更かしするリスクがあります。

結果不眠症になったり睡眠の質が下がり、朝目覚めてもスッキリしない状態が続いてしまう場合があります。

めまいや動悸、震えが現れる場合も!

冒頭で少し触れましたが、コーヒーには「タンニン」というカフェインの吸収を抑える成分も含まれています。

タンニンは鉄分と結合するので酸素不足になり、貧血、めまい、けいれんなど身体症状が現れる場合があります。

できるだけ食前ではなく食後に飲むようにすると、先ほどの症状は出にくくなるでしょう。

カフェイン過敏症や妊娠中は特に注意!

カフェイン過敏症とは、カフェインの過剰摂取によ中毒症状が原因で死亡する病気を指します。

急性アルコール中毒と似た症状で、過剰摂取は突然死を招く大変恐ろしい事態なのです。

重症化すると、手足のけいれんや何が何だか分からなくなる精神錯乱状態になる場合もある恐ろしい病気です。

「健康だからたくさん飲もう」と張り切るのはいいですが、度を超すと痛い目に遭うので注意してくださいね。

また特に、女性で妊娠中の場合はさらに注意が必要です。

妊娠中の女性の身体は、通常時の約1/3程度まで基礎代謝速度が落ちる為、コーヒーの成分が摂取後と変わらずに胎児に移行し、未完成の胎児の肝臓にダメージを与えかねないのです。

カフェインは胎盤を通りやすく体内に溜まりやすいため、普段より過敏になり影響を受けやすくなります。

妊娠中は生理と同様に何事にも強いストレスを感じやすい時期なので、自分の心身を労わるようにカフェイン摂取は控えるようにしましょう。

また男性でも、妊娠中の女性の体の仕組みを十分に理解しサポートするのも不可欠です。

妊娠は病気ではないので、夫婦そろって安産できるようしっかり生活習慣をお互いに共有していきましょう。

カフェインの副作用や健康への影響をより詳しく知りたいという方は、こちらの「カフェインの副作用・安全性」を御覧ください。

まとめ

コーヒーは、私たちの日常に鮮やかな彩りと前向きな未来をもたらしてくれる素晴らしい飲み物です。

朝には香りと味で癒されてスッキリした目覚めになれますし、運動する際はダイエットの味方に変身してくれます。

しかし、これはあくまで正しい摂取量があってこその結果です。

先ほど挙げたカフェイン中毒を防ぐために、普段から「今日は何杯まで」の自分で決めておくといいでしょう。

医薬品と同じで、コーヒーも正しい摂取量とタイミングが相まって初めて効果が最大限に現れます。

タイミングのずれや量の偏りは、マイナス効果のリスクを含んでいるケースも分かっていただけたかと思います。

現代はストレス社会に加え、コロナ禍で外出自粛・ステイホームが推奨されているので、家の中でもリラックスできる方法の一つが、コーヒーを飲むことかもしれません。

1杯飲むだけで、仕事のストレスやイライラが吹っ飛びさらに作業効率の向上にもつながります。

今回はコーヒーの基礎情報を紹介しましたが、他にも気になることがあれば調べてみて下さい。

コーヒーは歴史がとても複雑な飲み物で、コーヒーソムリエという民間資格まであるほど奥深いものなのです。

ルーツや歴史、コーヒーが生まれた背景や文化を勉強してみると、より愛着がわいて気づけば人生の相棒になっているなんてことも珍しくありません。

知識を深めていけば、あなたの人生がより色鮮やかになりさらに心も前向きで豊かになれるかもしれませんよ。                                                                                                                               

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