
お湯を注ぎ、コーヒーが抽出されるまでの穏やかな時間。
ハンドドリップには、自分の手で本格的なコーヒーを淹れることができるという大きな魅力が詰まっています。
そのハンドドリップの味の決め手となるのが、コーヒードリッパーです。
とはいえ、
「どれも似たような形をしていて違いがわからない…」
と思っている方も多いのではないでしょうか?
実は、ドリッパーの形状や素材によって、コーヒーの味も変化するのです。
そこで今回は、コーヒードリッパーを選ぶ際のポイントについて解説します。
併せて、おすすめのコーヒードリッパーもご紹介。
ぜひ参考にして、ハンドドリップのひと時を楽しんでくださいね。
コーヒードリッパーを選ぶポイント6選!

国内外のメーカーから、多種多様なコーヒードリッパーが販売されています。
ラインナップが豊富なだけに、自分にとってどの商品が使いやすいのか、わからなくなってしまいますよね。
ここでは、コーヒードリッパーについて6つのチェックすべきポイントを解説します。
好みの味や使いたいシーンに合わせて、ぴったりのコーヒードリッパーを選びましょう。
①コーヒードリッパーの形状
コーヒードリッパーの形状は、主に2種類。
それぞれの形によってお湯を注いだ時の流れが変わり、味わいにも違いが出ます。
コーヒーの出来上がりに関わるところなので、特徴を理解しておきましょう。
台形タイプ
台形タイプは、お湯がドリッパーの底に溜まって落ちていく構造となっています。
コーヒー豆全体からしっかり成分が抽出されることにより、深くコクのある味わいに。
また、お湯を注ぐスピードに左右されず、味が安定するというメリットもあります。
特にハンドドリップ初心者にとっては扱いやすいため、おすすめです。
円錐タイプ
円錐タイプはお湯がストレートに流れ落ち、すっきりした味わいになるところが特徴です。
好みの濃度に仕上げたいなら、お湯を注ぐスピードと間隔を調節し、コーヒーの蒸らし時間を変えましょう。
淹れ方次第で、コーヒーの味を自由に操作できるという点が魅力の一つです。
ドリップに慣れてきた中級~上級者におすすめできます。
②コーヒードリッパーの穴
コーヒードリッパーの底面には穴が開いており、ここから抽出されたコーヒーが落ちていくという仕組みです。
穴の数とサイズによってコーヒーの落ちる速度が変化し、味わいにも影響を及ぼします。
濃度や飲み心地を決める重要な要素として、コーヒードリッパーの穴の仕様も必ず確認しましょう。
穴の数が少ないほど味は濃くなる
コーヒードリッパー底面に開いた穴の数が多い場合、お湯がすぐに落ちていくため、すっきり薄めの味となります。
逆に穴が少ないほどお湯がじっくりと落ち切り、コク深い味に抽出してくれるでしょう。
穴の数は商品によって違いますが、3つか1つが主流となっているようです。
自分と相性が良いのはどのタイプなのか、事前のチェックを忘れないようにしてください。
穴のサイズが大きいほど味は薄くなる
穴の数だけでなく、サイズも見逃せないポイントです。
穴のサイズが大きいとお湯の落ちるスピードも速まるため、味は薄くなります。
一方で、小さいサイズの穴からはお湯がゆっくり流れ出て、濃い味の仕上がりに。
こちらも商品ごとにサイズの差があり、ドリッパーそれぞれの個性を生んでいます。
コーヒードリッパーを選ぶなら、穴にまでとことんこだわってみてください。
③フィルターのタイプ
ハンドドリップのコーヒーを淹れるには、フィルターが必要不可欠です。
コーヒードリッパーのフィルターの種類・形状は、味わいを変化させる要素の一つ。
また、日常使いしやすいか、入手しやすいかといった面も重視しましょう。
中には手持ちのコーヒードリッパーだと代用できないフィルターもあるため、注意してください。
ペーパーフィルター
ペーパーフィルターは、手軽でよく利用されているタイプといえます。
紙にコーヒーの油分が染み込むことで、すっきり飲みやすい味に。
ほとんどのドリッパーがペーパーフィルターに対応しているので、使い勝手の良さもばっちりです。
ただし、フィルターの形状には気を付けなければなりません。
リブのないコーヒードリッパーの場合、ウェーブが入ったフィルターを使用します。
このようなウェーブタイプや円錐タイプのフィルターは、あまり市販されておらず、値段も高め。
コストを抑えて手軽に使いたいという方には、台形タイプのフィルターがおすすめです。
ペーパーレスフィルター
繰り返し使える上に、ゴミを減らせて経済的なところが、ペーパーレスフィルターのメリット。
見た目も洗練されたデザインの商品が多く、人気を集めています。
ペーパーフィルターだと吸収される油分がそのまま抽出されるので、味わいもしっかり。
コーヒー本来の旨味や香りを十分に楽しめます。
使用後は粉がフィルターに詰まってしまわないよう、綺麗に洗いましょう。
また、コーヒーに微小な粉まで混じる恐れがあり、ざらついた飲み口を避けたい方は要注意です。
ネルフィルター
布で作られたネルフィルターは、コーヒーの味と淹れ方にこだわりを持つ方にぴったり。
他のフィルターと比べて扱いが難しい面はあるものの、雑味のないまろやかな口当たりに仕上げてくれます。
ペーパーレスで環境にもお財布にも優しく、使うほどに馴染んで愛着がわくアイテムだといえるでしょう。
④コーヒードリッパーの素材
コーヒードリッパー本体には、様々な素材が用いられています。
素材によって使いやすさや耐久性、値段などに違いがあるので、生活スタイルに応じて選択しましょう。
プラスチック製
樹脂素材のプラスチック製ドリッパーは、軽くてリーズナブル。
気軽に扱えるので、初心者や色々なコーヒードリッパーを試したいという方におすすめです。
一方で、経年劣化によって破損する恐れがあり、耐久性の低さがデメリットといえます。
長期間の使用にはあまり向いていないでしょう。
まずプラスチック製からスタートして、コーヒードリッパーに慣れていくのも一つの手です。
金属製
熱伝導率の高い金属製ドリッパーは、コーヒーの抽出中にもお湯の温度をキープしてくれます。
また、保温性だけでなく耐久性にも優れており、他の素材と比較しても壊れにくいところがポイント。
コーヒードリッパーを使う機会が多い方や、長く愛用していきたい方にはぴったりでしょう。
値段は高めですが、使い込むことで風合いを増す素材感やスマートなデザインが大きな魅力です。
陶磁器製
おしゃれな雰囲気の陶磁器製は、お手頃価格で手に入るコーヒードリッパーです。
耐久性もしっかりしているので、ひび割れや欠損に気を付ければ長く使い続けられます。
重量がある分、安定しやすいところもハンドドリップする際にはありがたいですね。
また、使用前にお湯をかけて本体を温めておけば、一定温度を保ってコーヒーを淹れることができます。
機能面でのバランスの良さは、誰にとっても使いやすいものだといえるでしょう。
ただし、陶器製のドリッパーは目詰まりを起こす可能性があるため、定期的にメンテナンスするようにしてください。
ガラス製
ガラス製のコーヒードリッパーは、ビジュアルの繊細さに心惹かれます。
割れやすい素材ながら耐久性は高いため、丁寧に取り扱って愛用していきたいところ。
陶器製と同様、使う前にお湯で温めることをおすすめします。
コーヒーを淹れて楽しむ一環として、テーブルインテリアに取り入れてみてはいかがでしょうか。
⑤コーヒードリッパーのサイズ
コーヒードリッパーのサイズを間違えてしまうと、不便さを感じることになるかもしれません。
使う頻度やシーンを事前に想定して、適切なサイズを選んでください。
人数や杯数で選ぶ
コーヒードリッパーのサイズは、人数分・杯数分で表記されます。
小さいサイズなら1~2人用、少し大きめの1~4人用・2~4人用など、商品によって様々に展開。
1人で使う場合は、1~2人用が最適なサイズでしょう。
また、6人以上の大人数に対応した商品もあります。
淹れたい容量に対してドリッパーのサイズが大きすぎると、お湯を注ぐ際に打点を定めづらいという事態に。
ハンドドリップ慣れしていない方ほど、コーヒードリッパーのサイズ感には注意した方がいいでしょう。
⑥用途に合わせて
コーヒードリッパーの形状や素材はもちろん、その用途も大切な判断基準です。
自分が使いたいシーンに合わせてドリッパーを選び、コーヒーのハンドドリップを楽しみましょう。
珈琲の味にこだわるならリブに注目!
コーヒードリッパーの内側に施された溝をリブといいます。
リブによってドリッパーとフィルターの間に隙間ができ、お湯がスムーズに流れるように。
主なリブの形は、直線の波型とスパイラル型の2種類。
直線型はお湯の落ちるスピードが速く、すっきりした味わいとなるのが特徴です。
一方で、スパイラル型は時間をかけてお湯が流れるため、味にコクが出ます。
また、リブの入り方にも注目しましょう。
全体にリブの入ったドリッパーの場合、お湯がスッと落ちて飲みやすい仕上がりに。
リブが下部のみに入っているものだと、抽出スピードが落ちるため、味が濃くなります。
リブの有無、そしてどこまでリブが入っているかという点は、味の決め手として要チェックです。
アウトドアにはコンパクトに収納できるタイプがおすすめ!
アウトドアでもハンドドリップコーヒーを味わいたい、という方も多いでしょう。
しかし、陶器製やガラス製のコーヒードリッパーは壊れる恐れがあり、プラスチック製や金属製でもかさばってしまいます。
そんな時には、コンパクトに収納して持ち運べるタイプのコーヒードリッパーがおすすめ。
バネ付きで折りたためるものや、ペーパーのみで使用可能なものは、100均でも手に入れることができます。
普段使いとは別にアウトドア専用のコーヒードリッパーを用意しておくと、楽しみ方が広がりますね。
ペーパー式コーヒードリッパーおすすめ10選!

コーヒードリッパーの選び方について、詳しくお話しました。
ドリッパーの形状や素材、フィルターの種類などによって、コーヒーの味に違いが生まれます。
選ぶポイントが掴めたら、いよいよ自分にぴったりのコーヒードリッパーを探してみましょう。
ここからは、ペーパー式コーヒードリッパーのおすすめ商品10個を順にご紹介します。
①:Melitta(メリタ) アロマフィルター AF-M

価格:517円(税込)
ペーパードリップの仕組みを世界で初めて考案したMelittaの定番品として、根強く支持されています。
軽量のプラスチック製で手入れやセットがしやすく、簡単に扱えるところがメリット。
台形タイプのドリッパーにはリブが施され、底面の1つ穴に向かって一定のスピードでお湯が流れるよう、計算されています。
また、穴の位置を通常より高めに設定することで、コーヒーの蒸らし時間をしっかり確保。
香りの引き立ったクリーンな味わいを、いつでも誰でも楽しむことができます。
さらにコーヒードリッパーに杯数分の目盛りがついており、正確に抽出できるのが嬉しいポイントです。
サイズ | 幅11×奥行9.5×高さ7.2cm |
ドリッパーの形 | 台形 |
フィルタータイプ | ペーパーフィルター |
リブの有無 | あり(波型) |
穴の数 | 1つ |
素材 | プラスチック(AS樹脂) |
容量 | 1~2杯用 |
特徴 | 穴の位置を高めにして蒸らし効果をアップ |
カラー展開 | ー |
サイズ展開 | 1~2杯用/2~4杯用/4~8杯用 |
ひとつ穴で、ゆっくりとドリップされていくから、味もふくよかだし、ラストのダメな雑味の数滴分は、フィルターの底に溜まって、混入しない仕組みはホント素晴らしい。
「出典:Amazon」
②:HARIO(ハリオ) V60透過ドリッパー01

価格:440円(税込)
HARIOのV60シリーズは、プラスチック製だけでなく、ガラス製や金属製も展開。
軽くて扱いやすいプラスチック製は気軽に購入できるので、ハンドドリップの練習にも役立つでしょう。
円錐タイプのドリッパーは、コーヒー粉の層が縦に厚くなるよう設計されています。
そのため、中心へと流れるお湯がコーヒー粉に触れる時間が長くなり、丁寧な抽出を可能にしました。
また、スパイラル型リブの効果によって、すっきりした味わいながらコーヒーの旨味も堪能できます。
お湯を注ぐスピードと量を自由に調整し、好みの味・濃度を探求してみてください。
サイズ | 幅11.5×奥行10×高さ8.2cm |
ドリッパーの形 | 円錐 |
フィルタータイプ | ペーパーフィルター |
リブの有無 | あり(スパイラル) |
穴の数 | 1つ |
素材 | プラスチック(AS樹脂) |
容量 | 1~2杯用 |
特徴 | コーヒーの旨味を感じられる抽出設計 |
カラー展開 | レッド・クリア・ホワイト |
サイズ展開 | 1~2杯用/1~4杯用/1~6杯用 |
ハリオはすっきりしています。しかし甘みや味わいの部分がロスされるほど素通りという訳でもないです。透明なものなら300円前後で合わせ買い対象であり、消耗品のフィルターも安いなどコスパも相当なものです。バランスの良い商品だと思います。
「出典:Amazon」
③:Kalita(カリタ) 101-ロト

価格:1,045円(税込)
Kalitaのコーヒードリッパーの特徴は、台形の底面に配置された3つ穴。
お湯がドリッパーの内部で雑味を出してしまう前に落とし切り、おいしく抽出できるように考えられています。
ドリッパー全体にリブを施してあるので、お湯の流れもスムーズに。
また、陶器製ならではの安定感やちょうどいいサイズ感が、利便性を高めています。
さらに、おしゃれで温もりあるレトロなデザインも魅力の一つ。
見た目と機能性を両立した、コーヒータイムにぴったりの商品です。
サイズ | 幅12×奥行10×高さ7cm |
ドリッパーの形 | 台形 |
フィルタータイプ | ペーパーフィルター |
リブの有無 | あり(波型) |
穴の数 | 3つ |
素材 | 陶器 |
容量 | 1~2杯用 |
特徴 | 3つ穴の様式で旨味を引き出す |
カラー展開 | ホワイト・ブラウン・ブラック |
サイズ展開 | 1~2杯用/2~4杯用 |
陶器製の良いところは,プラスチックの匂いがコーヒーに着かないところやあらかじめお湯を注いで温めて置くことで抽出温度が下がりにくいところです。普通に良いものだと思います。
「出典:Amazon」
④:ケーアイ ORIGAMI ドリッパー

価格:2,530円(税込)
その名の通り、折紙を連想させるデザインは個性的かつおしゃれで、和の心を感じます。
岐阜の美濃焼を素材としているので、保温性もばっちり。
また、円錐タイプのドリッパーにはリブが20本も入っています。
このリブのおかげで、ドリッパーとフィルターの間にお湯の抜けやすいスペースが生まれ、しっかりと抽出できるように。
ドリップに慣れてきた方がより本格的にコーヒーを楽しむなら、こちらの商品がおすすめです。
豊富なカラーバリエーションも魅力的で、どの色にしようか目移りしてしまいます。
自分用はもちろん、ギフトとして贈っても喜ばれるでしょう。
サイズ | 直径11×高さ7cm |
ドリッパーの形 | 円錐 |
フィルタータイプ | ペーパーフィルター |
リブの有無 | あり(波型) |
穴の数 | 1つ |
素材 | 陶器 |
容量 | 1~2杯用 |
特徴 | 個性的なデザインと、リブによる抽出効果 |
カラー展開 | ピンク・レッド・オレンジ・イエロー・ブルーなど |
サイズ展開 | S/M |
陶器?と疑ってしまうほどに軽いので扱いやすいです。他ドリッパーとの比較ですが、落ちるのが早い分スッキリとした味わいで、深煎りよりも浅煎り向けなのかもしれません。
「出典:楽天」
⑤:下村企販 珈琲考具 ステンレスコーヒードリッパー

価格:2,420円(税込)
ステンレス製のフレームで作られたデザインは、おしゃれながら機能性に富んでいます。
フィルターをセットした際に密着しないよう、フレームの隙間を大きめに設定。
ドリップの時に生じるガスの抜けを良くすることで、雑味を減らしてくれます。
また、円錐タイプのドリッパー本体には安定感があり、カップに抽出した量も目視しやすいです。
さらに、ペーパーフィルターは円錐・台形のどちらも使用可能。
コーヒーの油分・匂いがつきにくい点や、洗った後にすぐ水切りできる点がありがたいですね。
使い勝手の良さと手入れのしやすさといった観点から、特におすすめのコーヒードリッパーです。
サイズ | 幅15×奥行10.8×高さ8.8cm |
ドリッパーの形 | 円錐 |
フィルタータイプ | ペーパーフィルター |
リブの有無 | あり(波型) |
穴の数 | 1つ |
素材 | ステンレス |
容量 | 2~6杯用 |
特徴 | 使いやすく手入れもしやすい機能性 |
カラー展開 | ー |
サイズ展開 | 1杯用/2~6杯用 |
デザインもお洒落で、洗うのも簡単!今まで使っていたものは使った後の洗い物や、細かいところまで拭いたりめんどくさかったけど、これは乾くのも速いしお手入れがめんどくさくないからコーヒーを淹れる回数が増えました。
「出典:楽天」
⑥:ブルーボトルコーヒー コーヒードリッパー

価格:2,530円(税込)
コーヒー専門店として人気のブルーボトルコーヒーから、こだわりのコーヒードリッパーが登場。
有田焼のシンプルなデザインは、物理学者と考案した構造・形状に基づいて設計されています。
台形タイプのドリッパーに40本のリブを配置することで、お湯の速度を一定にキープ。
お湯の流れを1つの穴に集約し、コーヒーの持つ旨味成分を引き出していきます。
フルーティーな味わいと香りを感じたい方におすすめです。
ドリッパーの形状に合わせた専用のペーパーフィルターも販売されているので、気になる方はチェックしてみてください。
サイズ | 直径11.4×高さ7.7cm |
ドリッパーの形 | 台形 |
フィルタータイプ | 専用ペーパーフィルター |
リブの有無 | あり(波型) |
穴の数 | 1つ |
素材 | 陶器(有田焼) |
容量 | 1~2杯用 |
特徴 | 物理学者と共同で開発したこだわり構造 |
カラー展開 | ー |
サイズ展開 | 1~2杯用 |
ペーパードリップで淹れると独特の風味があって苦手でしたが、これはかなり違います。さらっと抽出されてるように見えるけど、そのコーヒーの良い部分がきちんと出ています。構造的にもドリップしやすくてお勧めです。嫌な風味や雑味も気にならないし、とても良いです。
「出典:楽天」
⑦:KONO(コーノ) 名門2人用ドリッパーセット

価格:3,700円(税込)
こちらは、KONOのコーヒードリッパー「名門2人用フィルター」にペーパーフィルターやポットがセットされた商品。
ハンドドリップ初心者が必要な道具を揃えるにはもってこいの、スターターキットです。
プラスチック製のコーヒードリッパーは、1cmと大きめに開いた穴が特徴。
注いだお湯を一点に集めることによって、すっきりと飲みやすいコーヒーに仕上がります。
また、下部に施されたリブがお湯のスピードを緩和。
円錐タイプでありながら湯量の調整がしやすく、味を安定させられるでしょう。
鮮やかなカラー展開も、おしゃれで見逃せないポイントとなっています。
サイズ | 幅12.4×奥行25.9×高さ11.7 |
ドリッパーの形 | 円錐 |
フィルタータイプ | ペーパーフィルター |
リブの有無 | あり |
穴の数 | 1つ |
素材 | プラスチック(アクリル樹脂) |
容量 | 2杯用 |
特徴 | グラスポット、ペーパーフィルター(40枚入)、 計量カップの一式セット |
カラー展開 | ブラック・ホワイト・チョコレート・イエロー・ライトグリーン・チェリーピンク・レッド |
サイズ展開 | 2杯用/4杯用 |
慣れもあるかもしれませんが、コーノ式を使い出してから、やはりほかのものと較べて抽出量やスピードのコントロールがしやすいと思ってます。これは小型なので、ちょっと飲みたいときにも手軽です。
「出典:Amazon」
⑧:三洋産業 CAFEC フラワードリッパー

価格:2,468円(税込)
有田焼を素地とした、円錐タイプのコーヒードリッパーです。
商品の大きな特徴は、花びらのようなデザインのフラワーリブ。
コーヒードリッパーの内側をくり抜くことで、フィルターとドリッパーの間に空気層を作りだしました。
このリブがコーヒー粉をしっかり膨らませ、深い濾過槽ができるのをサポート。
お湯が濾過槽にじっくそ浸透していくので、コーヒーの旨味を十分引き出すことができます。
さらに底面の穴にリブを施し、お湯が通り抜けやすいように設計しているところにも注目です。
フラワーリブのデザインに加え、パステル調のカラーが可愛らしいラインナップとなっています。
サイズ | 幅12.5×奥行10.2×高さ8.2cm |
ドリッパーの形 | 円錐 |
フィルタータイプ | ペーパーフィルター |
リブの有無 | あり(波型) |
穴の数 | 1つ |
素材 | 陶器(有田焼) |
容量 | 1杯用 |
特徴 | こだわり抜かれたフラワー形状のリブ |
カラー展開 | ホワイト・ピンク・イエロー・グリーン・ブルー・マットブラック |
サイズ展開 | 1杯用/2~4杯用 |
ペーパーフィルターの張りつきも良く美味しい珈琲がいれられます。ドリッパー自体は陶器ですからやや重めですが樹脂のドリッパーより保温力が高いの一定の温度で珈琲を抽出できます。
「出典:Amazon」
⑨:CHEMEX(ケメックス)マシンメイド コーヒーメーカー

価格:5,830円(税込)
コーヒードリッパーとサーバーが一つになった、画期的なデザインの商品。
アメリカのメーカーであるCHEMEXから誕生し、美術館に展示されるほどの高い評価を受けています。
漏斗とフラスコをくっつけたような、ガラス製のフォルムが印象的。
お湯が均一に流れ落ちるように設計されているので、ムラのない味わいが実現可能です。
また、専用のペーパーフィルターは通常より厚めの構造となっていて、雑味を取り除く効果があります。
コーヒーを抽出した後はそのままサーバーとして使用でき、おしゃれなおもてなしアイテムとしても最適です。
サイズ | 口径8.2×底径10.5×高さ21.5cm |
ドリッパーの形 | 円錐 |
フィルタータイプ | ペーパーフィルター |
リブの有無 | 無し |
穴の数 | 1つ |
素材 | ガラス |
容量 | 3杯用 |
特徴 | 世界中で愛されるデザイン |
カラー展開 | ー |
サイズ展開 | 3杯用/6杯用 |
いろいろ試してきたけど、ケメックスが一番おいしいというか、豆の味がよくわかるような気がするなあ。うちはこれで決まり。
「出典:Amazon」
⑩:RIVERS(リバーズ) コーヒードリッパー ケイブ リバーシブル

価格:1,100円(税込)
リバーシブルで2種類の味わいを作り出すという、アイデアの詰まったコーヒードリッパーです。
ベースは円錐タイプで、底面には大きめの穴が1つ。
表裏それぞれの面に入っているリブの数と形状が異なっています。
- 表面:太くて短い12本のリブを下部に配置。お湯の速度が緩くなり、ゆっくりコーヒーを抽出。
- 裏面:細めのリブが短いものと長いもの交互に入り、お湯の速度を早めて飲みやすい口当たりに。
また、シリコン製なので簡単にひっくり返すことができ、扱いやすさは抜群。
使わない時は折りたたんで持ち運べるので、アウトドアシーンで大活躍してくれるでしょう。まさに一石二鳥の優れものです。
サイズ | 幅10.2×奥行10.2×高さ8.5cm |
ドリッパーの形 | 円錐 |
フィルタータイプ | ペーパーフィルター |
リブの有無 | あり(波型) |
穴の数 | 1つ |
素材 | シリコン |
容量 | 1~4杯用 |
特徴 | リバーシブル仕様 |
カラー展開 | ブラック・オリーブ・レッド |
サイズ展開 | 1~4杯用 |
持ち運ぶのに嵩張らず、珈琲も美味しく淹れられたのでとても満足。
「出典:Amazon」
ペーパーレスコーヒードリッパーおすすめ5選!

ペーパーレスフィルターは、何度も繰り返し使えて経済的なところが大きなメリット。
フィルター素材の特徴を上手く活かしている点にも注目です。
ここからは、そんなペーパーレスコーヒードリッパーのおすすめ5つを紹介します。
ペーパー式のコーヒードリッパーとはまた違った風味を感じられるので、ぜひ挑戦してみてください。
①:E-PRANCE コーヒードリッパー ステンレスフィルター

価格:2,280円(税込)
円錐型のフィルターは二重メッシュ構造となっており、繊細で美しい模様に惹きつけられます。
熱伝導率の高いステンレス製は保温性に優れ、耐久性もばっちりです。
フィルターの設計は、お湯をスムーズに通して万遍なく浸透するよう考えられており、コーヒー本来の旨味を逃さず抽出できます。
また、防錆素材を採用することでお手入れも簡単にできるため、いつでも清潔さをキープ。
さらに、コーヒーカップや他メーカーのサーバーに乗せて使えるところも嬉しいポイントです。
サイズ | 幅12.5×奥行12.5×高さ9.5 cm |
ドリッパーの形 | 円錐 |
フィルタータイプ | ペーパーレス |
リブの有無 | 無し |
穴の数 | 1つ |
素材 | ステンレス |
容量 | 1~4杯用 |
特徴 | コーヒーの旨味を引き出す二重メッシュ構造 |
カラー展開 | ー |
サイズ展開 | 1~4杯用 |
家で自分でコーヒーいれて飲む機会がおおくフィルターも結構消費していたので、思い切ってこちらのフィルター不要なものを購入してみました。最初は本当にいらないのか半信半疑でしたが美味しく飲めました。エコにもなるし節約にもなるので大満足です。
「出典:Amazon」
②:HARIO(ハリオ) カフェオール コーヒードリッパー

価格:1,760円(税込)
HARIOのペーパーレスコーヒードリッパーは、エコで手軽にハンドドリップを楽しめるとして人気の商品です。
フレーム付きのフィルター部分には、ステンレスメッシュを採用しています。
コーヒーオイルを直に抽出できるので、アロマな香りやピュアな風味を満喫したい方におすすめです。
内側には杯数の目盛がついており、必要な量をきっちり確認して淹れることができます。
また、アタッチメント付きのデザインとなっていて、手持ちのカップに合わせることも可能。
誰もが心地よいコーヒータイムを過ごせるよう、メーカーの心遣いが詰まっています。
サイズ | 幅12.1×奥行13.5×高さ10.5cm |
ドリッパーの形 | 円錐 |
フィルタータイプ | ペーパーレス |
リブの有無 | 無し |
穴の数 | 1つ |
素材 | メッシュ部分:ステンレス フレーム部分:ポリプロピレン |
容量 | 1~4杯用 |
特徴 | ステンレスメッシュのフィルターで旨味を抽出 |
カラー展開 | ブラック・レッド |
サイズ展開 | 1~4杯用 |
コーヒー豆の味がしっかりわかります(美味しい・不味いもわかる)油分も全てサーバに出てきます。ドリップさえ上手く出来たなら、至福の時間となります。
「出典:Amazon」
③:cores(コレス) コーヒードリッパー

価格:3,300円(税込)
coresのコーヒードリッパーの特徴は、純金メッキのステンレス製フィルター。
金は酸化しにくい素材なので、コーヒーの味わいに影響することなく、純粋な香りと旨味を引き出してくれます。
また耐久性が高く、カビや臭いを防いでくれることから、長期間使用できるでしょう。
フィルターが縦長仕様のメッシュになっているところも要チェック。
この形状のおかげでお湯がスムーズに抜け、コーヒー粉の目詰まりも起こりません。
コーヒーのオイルをじっくり抽出しながら、すっきりフルーティーな味を楽しめます。
フィルター素材の特性を活かし、機能面を充実させた高品質の商品です。
サイズ | 幅10×奥行9.5×高さ7.5cm |
ドリッパーの形 | 円柱 |
フィルタータイプ | ペーパーレス |
リブの有無 | 無し |
穴の数 | 1つ |
素材 | 純金メッキ(ステンレス) |
容量 | 2~4杯用 |
特徴 | 純金メッキが見た目もコーヒーの味も格上げ |
カラー展開 | ブラック |
サイズ展開 | 2~4杯用/2~8杯用 |
メッシュ部分と、ホルダーが分離するので、洗いやすく、便利です。豆の油も通過しますから、美味しくいただけます。
「出典:Amazon」
④:コールマン パルテノンコーヒードリッパー

価格:3,780円(税込)
アウトドアブランドとして有名なコールマンから、実用的なコーヒードリッパーが販売されています。
素材には、サビにくく耐久性のあるステンレスを使用。
フィルターが付いた容器にコーヒー粉を入れ、底面にいくつか穴の開いた容器を重ねます。
後はお湯を注げば、コーヒーの香ばしさを感じられる仕上がりに。
自宅はもちろん、キャンプや登山といったシーンにも最適です。
同じコールマンのステンレスマグにドリップすれば、一層アウトドア感を楽しめるかもしれません。
サイズ | 直径9.5×7cm |
ドリッパーの形 | 円錐台 |
フィルタータイプ | ペーパーレス |
リブの有無 | 無し |
穴の数 | 1つ |
素材 | ステンレス |
容量 | 1杯用 |
特徴 | アウトドアで大活躍の性能 |
カラー展開 | ー |
サイズ展開 | 1杯用 |
意見としていつもペーパーフィルターを使っていますが直接落とせるだけに楽です。味はペーパーで落とすのと変わりません。只、豆はあらびきですが可也粗挽きにしないと一緒に落ちてしまいます。アウトドアには良いと思います。
「出典:Amazon」
⑤:KINTO(キントー) SCS コーヒーカラフェセット

価格:3,850円(税込)
こちらのコーヒードリッパーは、ステンレス製フィルターと耐熱ガラスのカラフェがセットになった商品。
フィルターを置いたり、コーヒー豆の量が計れるホルダーも付いています。
ステンレスフィルターがコーヒーの油分をそのまま抽出するので、旨味成分たっぷりの仕上がりに。
洗練された円錐型のフィルターに、柔らかな弧を描くカラフェのデザインがおしゃれです。
セット一式は全て重ねて収納できるという、利便性の高さも要チェック。
スローな時間を贅沢に味わってみてはどうでしょうか。
サイズ | 直径10×幅12.5×高さ15cm |
ドリッパーの形 | 円錐 |
フィルタータイプ | ペーパーレス |
リブの有無 | 無し |
穴の数 | 1つ |
素材 | ステンレス |
容量 | 2杯用 |
特徴 | スマートなデザインと収納のしやすさ |
カラー展開 | ー |
サイズ展開 | 2杯用/4杯用 |
全てひとつに重ねれて収納が楽なのがとてもイイです。あとはコレだけでドリップして2〜3人のカップにコーヒーを淹れることができるのがとても良いです。
「出典:Amazon」
まとめ
今回は、ハンドドリップの味を左右するコーヒードリッパーについて解説してきました。
コーヒードリッパーは、素材や形状によってコーヒーの味わいを多彩に変化させる存在です。
好みの味や使用するシーンに合わせて、適切なコーヒードリッパーを選ぶことが大切だといえるでしょう。
コーヒードリッパーの選び方については、6つのポイントをぜひ参考にしてみてください。
また、おすすめのコーヒードリッパーもご紹介しました。
メーカーの強いこだわりによって、ビジュアルの良さと機能性を両立させた商品が揃っています。
特にペーパー式コーヒードリッパーは豊富なラインナップとなっていて、初心者から上級者まで利用可能です。
また、ペーパー式ドリッパーを利用したコーヒーの入れ方を知りたいという方は、こちらの「ペーパードリップ式のコーヒーの入れ方」を御覧ください。
手軽に利用したい際や、環境に優しいものを使いたいというときには、ペーパーレスタイプもご検討ください。
お気に入りのコーヒードリッパーを探す過程も、楽しんでみてください。
自分の好きな濃度や風味、コクの深さを追求することで、ハンドドリップの世界はさらに広がります。
コーヒードリッパーで、心安らぐ一杯をいただきませんか?